エルスールへ行こう!

「多くの人がメンドクセェ、と思うことを只管にやり続けること、そこに浪漫があるんだよ」。先日DOMMUNEに出演した際に、ブルーハーブのボスさんが声高に言い放った言葉。僕は妙に納得してしまいました。僕がやっていることも、まさに多くの人がメンドクセェと思うであろうことだからです。電子書籍や何やらと言われる時代に、一冊一冊、地道に製本している訳ですからね。キャノンのプリンターを、これでもかと酷使して。正直、メンドクセェなぁ、と思うときもあるんですが、それ以上に「届けたい人がいる」という想いが上回るんですよ。やっぱり浪漫ですね。自宅に帰って本作りをしたいからこそ、昼間の仕事も頑張れるんです。自宅に帰って本作りをしたいからこそ、上司からの誘いも断れるんです(笑)。そんなもんなんです。そしてそして、我らがエルスール・レコーズにもンデベレが寄生しました。ええ、要するに『喫茶ユニヴァース』を販売していただいております。大好きなワールドCD群に囲まれて、拙書が鎮座する様を目の当たりにし、感慨無量です。questaoさんを思いっきりハグしたいです(笑)。原田店長、ありがとうございます!
読者である私は…
モテキ知らず

原作は全然ハマれなかったけど、映画はそれなりに楽しめました。森山未来くんは何処からどう見ても男前で、童貞臭がまったくない。そこが不満やったんですが、話が進んでいくと、良い塩梅に童貞臭が醸し出されてきて、なかなかナイスです。漫画が原作なんで当然マンガみたいな展開でして…。まぁ、要は長澤まさみを見るための映画ってことですわ。それ以上、言うことはありません。現実に童貞臭を撒き散らしておられる方が見れば、殺意に近い感情を抱くことでしょうな(笑)。ま、そこは漫画なんで。坂口安吾が怒り狂う姿が脳裏を過りつつ、長澤まさみの魅力には負けるというアナタにとっては、もはやそれ自体が負け戦なのです。

モテキ(18歳)のアルバイテン(思い込み)。あいたたた…。
母の日だけど、オヤジ塾

今日は「母の日」だもんで、芸術好きの母ちゃんを誘って西宮市大谷美術館に行くつもりだった。イタリアの芸術家、グェッリーノ・トラモンティの展覧会ね。あの可愛いネコちゃんの器を、間近で見るチャンス到来。ところがヨメちゃん、風邪でダウン。と、言うことでお楽しみは来週にお預け。んで、昼くらいにオヤジから連絡あり。「いまからそっちに行く。オーバーホールを教える」。オヤジ到着と同時にイゾアール号はバラバラに解体される。そして、全体のメンテナンス。油の沁み込んだオヤジの手にかかれば、瞬く間に解けた各パーツも、僕にとってはパズルのような難解さ(笑)。一度バラバラにすると、余計に愛着が湧いてくるから不思議なものだ。元通りに組み直されたイゾアール号は見違えるようにピカピカに。我が子ながら、うっとりと見惚れてしまった(笑)。自転車は知れば知るほどに面白い。本当に奥が深い乗り物だと思う。もはや生涯の相棒に決定だな。
「構わんといて」「誰がオカマやねん」「そんなん言うてない」「オカマちゃうで、どちらかといえばゲイの範疇にあるんや」「もう、ほんまに構わんといて」「だから、誰がオカマやねん」「………」(とある日常の会話)
本日の一枚。VARIOUS ARTISTS / time : space

90年代、デトロイト・テクノの洗礼のよって、生きることへの考え方を劇的に変えられてしまった僕のような人間にとっては、デリック・メイという音楽家の存在はあまりに大きい。あの頃、僕の携帯電話の着信音は常に「ストリングス・オブ・ライフ」だった。心の奥底で蠢く感情を解き放ってくれるかのような鮮烈な曲で、いまも聴けば必ず「あの部分」がキュンとなる。そんなデリック・メイであるが、DJとしては獅子奮迅の活躍を見せるものの、音楽家としては沈思黙考を決め込んでいるので、ファンとしては複雑な心境である。こちらのコンピレは比較的新しいデリックの楽曲が聴ける。どこを切ってもデリックらしさが滲み出る素晴らしいトラックだ。いや、素晴らしいのはデリックだけじゃない。テクノと呼ぶにはあまりに洗練されているがしかし、どうしてもやはりテクノとしか言いようがない瑞々しい音が満載。テクノは決してガキの為の音楽なんかじゃない。本作を聴いてもらえば、きっと分かってもらえる筈だ。






