スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | --/--/-- --:--

国性爺合戦



父親の勤める自転車屋のオーナーママに声をかけて頂いて、久々の文楽。近松門左衛門の代表作のひとつ『国性爺合戦』である。ん~、やっぱり、凄いな。面白いな。浄瑠璃が、三味線が、人形たちが、瞬く間に非日常空間へと誘ってくれる。言うなれば国立文楽劇場はタイムマシンである。時空を超えて語り継がれてきたものを目の当たりにするという感動。世間に潜むレイヤーをこれほどまでに体感させてくれる藝術もそうそうあるまい。舞台上に拡がる無限の時空と展開の妙。緊張と緩和の絶妙なるブレンド。まったくもって素晴らしいとしか言いようがない。かつて見た『国言詢音頭』や『義経千本桜』のように凄まじいまでのクライマックスがある訳ではなかったが「千里が竹虎狩りの段」や「紅流し」など、見どころ満載。なんでも「紅流し」については黒沢明監督の『椿三十郎』の元ネタになったということ。受け継がれていくものの重さに、深さに感銘を受ける。そして何よりも笑えるのがユーモラスな展開、あるいは馬鹿げた言葉あそび。おまけに高橋くんも言うていたように近松門左衛門特有の中国語イジリが痛烈な印象を残す。まさに近松流「SWEET LITTLE DIS」という感じで思わず吹き出してしまった。終局の「世に心、残らんか?」という台詞が深淵まで響いてきた。本当に良いものを見た。いつかこどもたちにも見させてあげたい。ちなみに一緒に行ったママとも、とても有意義な会話ができた。実践してきた人の言葉は重みがあるね。「1回きりの人生やから、やりたいことは全部やる!そう心に決めて生きることは、時間もお金も馬力も必要やけど、楽しいよね」。まさにその通りだわ。
スポンサーサイト
未分類 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/01/22 23:08
コメント

管理者のみに表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。