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エア・ポート・ライナー・ノーツ



5月に初めてのグアムに行くことが決定した。妹夫婦の挙式に参加する為だ。もちろんこどもたちにとっては初めての海外旅行。僕たち夫婦にとっても10年前のイタリア旅行以来の海外ってことで、いまから楽しみで仕方ない。何よりも、ずっと結婚しないんじゃないかと思っていた妹に良い人が見つかったことに安堵している。両親もとても喜んでいた。そんな訳で史苑には「今度、マリ姉の結婚式に行くために飛行機に乗るよ」と話して聞かせてみたところ「ううん、ぼくはひとりで船でいく」と冒険者みたいな回答があって家族で笑っていたんだけど、飛行機とそれを取り巻く「はたらくくるま」には極めて関心が高いようなので、久々に伊丹空港に飛行機見学をしに行って来た。間近で見る飛行機やタラップ車やトーイング・トラクターを見て、おとなもこどもも大興奮。史苑は展望デッキの開放感にもテンションが上がって、縦横無尽に駆け回っていた。飛行機を眺めながらの昼食は、史苑独自の実況中継つきで(笑)。1年前には僕は毎月一度は飛行機に乗って高知に飛び立っていたんだけど、それも遥か昔のことのように感じたなぁ。何やらすべてが遠い。こういう感覚ははじめてで、戸惑いつつも、新鮮さを感じてもいる。さて、そんなこんなで伊丹空港を隅々まで堪能、満喫して帰路につくころには史苑の発言に変化が生じていた。「マリ姉のパーティ、ぼくも飛行機でいくな」ってね(笑)。

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巴音も兄ちゃんと一緒でとても嬉しそうだったな。

本日の一枚。SALIF KEITA / M'BEMBA
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小屋の片隅に、気配がある。藤編みの籠の中に、その子の気配は。この世に生を受けたばかりの、あらゆる面に於いて未満の、未成熟の赤子。赤子の母親は、黒い肌。父親も黒い肌。一族は黒い肌。しかし、赤子の色彩は。色彩は、白。眩いほどの白。頭頂には銀色の髪。厳密には白ですらない。赤子には、ない。色彩が。生まれながらにして、赤子にはあるべき色彩が、ない。それは極めて美しい欠色=アルビノ。赤子は母親を求めて、泣き声を上げた。その声は、小屋を震わせ、村中に響き渡る。村人たちの手が止まる。母親は瞳に涙を浮かべて、赤子を抱き上げた。無色の我が子、奇跡の声を持つ欠色の男児、サリフ坊を。壮大なスケール感と圧倒的完成度。『ソロ』で聴けた鋭利な歌声に、円熟味が加味され、包容力のようなものまで感じさせてくれます。アコースティックな伴奏や多彩なコーラス・ワークも非の打ち所がなく、これこそアフリカ音楽に於ける洗練の極みではないかと。まさにマリの至宝と呼ぶに相応しいポップ・アフリカの大傑作です。めちゃくちゃカッコイイ「Yambo, Yambo」を、どうぞ。
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未分類 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/02/06 23:00
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