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笑う食卓



朝から変な天気。史苑が保育所に行く頃には空は暗く、激しい雨が降っていたが、ほどなくして嘘のような快晴。かと思うと、また暗転して激しい風と雨。その後また晴れ間がさして…、といった具合に本当に奇妙な天候だった。妻がパスポートセンターに申請書を出しに行ってくれるというので、僕は委任状を記す。引受人を妻とし、続柄の空欄に「夫婦」と記入して、妻の失笑を誘った。書くなら「妻」でしょう。乾いた笑いの朝の食卓だった。パスポートセンターでは笑いの種にならずに済んだようだけど、妻は帰宅後も「夫婦」の一件で思い出し笑いをしていた。早くも社会人としての感覚が鈍りつつあるな(笑)。妻が出かけている間に僕は巴音とふたりきり。いまだけ好きなように扱える史苑のオモチャでたくさん遊んで寝かしつけたあとは『Why are you here?』の推敲。今日も勢いに乗って、現在27枚。最終的には30枚で着地する見込み。政治的な事柄を蹂躙している感じが我ながら痛快な作品だ。午後は行きつけの美容室に行って髪をサッパリ。髪を切るだけで、すっかり気分が変わる。つくづく単純な人間だと思うよ。ここの美容室は夫婦で経営されていて、年齢も近く、色んなことを相談できるのでありがたい。育児のこととか、文学のこととか、仕事のこととか。髪を切ったあとは淡路と豊津の小さな書店を巡って、今回の芥川賞受賞作『死んでいない者』を探したけれど、2店舗ともに在庫なし。つーか、そもそも発注かけてないんだって。良く見れば両店舗ともに書棚のほとんどが雑誌と漫画だ。安直な発想はあかんと思うけど、この地域では文学は根付かないとさえ思ってしまった。町の小さな本屋がどんどんつまらなくなる。かと言って都会のメガ書店には個性がない。何度か堀江や船場あたりの個人経営書店と言うかブックカフェを巡ったことがあるんだけど、どこもオシャレ系(?)ばかりでイマイチ馴染めない。本は、文学は、表層ではなくもっとヤバい代物なのだ。そういう扱いをしている書店に巡り合うことがない。僕が高校生の頃は古着屋やレコード屋がそういう場所だった。あそこに行けばカッコイイ服に出会える。おまけに服を取り巻く文化にまで触れることができる。あそこのレコ屋に行けば、ヤバい音源が手に入る。そこから拡がる魅惑の世界に夢中になったものだ。僕はああいう場所で色んなことを教わった。いまだったらプランテーションとかエルスールがそうだと思う。しかし、こと書店に関してはそういう経験がほとんどない。秘密の暗号で入店できるイリーガルなエロ本屋が最も刺激的な部類だ。だから僕はそういう本屋をいつかしたいと思っている。これは『ARIWA』という作品を書いたときからずっと考えていることだ。さて、日常に帰ろう(笑)。史苑が帰宅した頃、まだ外が明るかったこともあり1時間だけ外に連れ出すことにした。本人も機嫌が良さそうだったし、巴音も静かに寝かせてあげたかったしね。朝一の暗さが嘘のように、今日は日が長かった。おかげで史苑と楽しい時間を過ごすことができた。片山公園に行って石を拾い、それを池に投げ入れて遊んだり、いつものように冒険道を突き進んだり、自販機でコンポタスープを探す旅に出たり。最後に史苑お気に入りスポットであるマンションの最上階に上り、綺麗な夕焼けを眺めながらコンポタスープを飲んだ。ステキな夕刻だった。帰宅して起きてきたばかりの巴音も交えて夕食。史苑は終始ニコニコでハイテンション、そんな兄の動きを真似た巴音のリアクションがあまりに面白くって、みんなで笑い転げていた。笑う食卓。やっぱりそれが一番だ。ちなみに画像は保育所でのひとコマです。

本日の一枚。Mose Fanfan / Musicatelama
Musicatelama.jpg

笑う食卓には、例えばこんな音楽が良く似合う。今日も実際に本作を流していたんだけど、とても心地良かった。少数編成で奏でられる珠玉のルンバ・コンゴレーズ。ギターとホーンズとコーラスが極めてまろやかに絡み合い、これ以上コンゴ音楽に何を求めるのっていうくらいに美味しい音が満載。美味しい食卓に美味しい音楽。おかげで箸がすすむ、すすむ。こういう元気いっぱいなサウンドって、誰が聴いても幸せな気分になるよね。最高。とても美味なる「Ambaloma」を、どうぞ。ごちそうさまでした。
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未分類 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/02/09 23:44
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