スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | --/--/-- --:--

Imagine the meaning of Imagine

20162010-1.jpg

朝から眩暈がして、しばし布団から起き上がれず。なんていう書き出しをしたら大層なことのように捉えられてしまうかもしれないが、要するにあれ、鼻をかみすぎて耳の内耳にある三半規管の耳石の一部が剥がれてしまい、頭を動かした際に三半器官の中を耳石の破片が動きまわることによって三半器官が刺激されて起こるとされる「良性発作性頭位めまい症」ってやつ。とにかく起き上がろうとしても目の前がぐるんぐるん回転するもんだから、ふたたび枕に突っ伏した。頭上からは史苑の「おっとー、おきてー!」という執拗な声が降り注いでくる。恐らくそんな僕の状況が原因で、史苑は朝食をまったく食べずに保育所に行った。妻の話にも一切、耳を傾けずにそっぽを向いていた。何とか僕も布団から抜け出して対話を試みようとしたが、今朝に限ってはまったく通用せず、最終的に史苑の口から「おっかー、ごめんね」という言葉が聞けたものの、ご飯をたべることはできなかった。史苑が保育所に行った後、夫婦で朝の対応について話し合い「今度はあーしてみよー、こーしてみよー」とアイデアを出し合った。史苑や巴音がゼロから人生を立ち上げているように、僕たち夫婦も当然のことながら親としてはゼロからのスタートなので、ともに学び成長していく必要があるのだ。そんな訳で朝からドタバタ劇を全力で演じたこともあって、妻は「爽やかな音楽が聴きたい。アフリカとかアジアの濃いのはイヤ!」と言っていた。そんなリクエストの答えようと棚から取り出したのがsakanaやジュリー・ファウリスやテレサ・テンだったんだけど、これは僕にとっても良い薬になった。最近はアフリカ音楽に傾倒しがちだったんだけど、美しい音楽を聴いて気持ちが現れるようだった。それから妻と巴音が散歩に出かけている間に僕は執筆。とりあえず『Why are you here?』の推敲も終わったよ。400字詰原稿用紙32枚で完了。こちらもブログ掲載時よりも随分と良くなった印象を受けるんだけど、どうなんだろうね。特に『Why~』に関しては、とてもカッコイイものが書けたような気がする。やっぱショート・ショートに関してはキメるとこキメないとね(笑)。これで目標よりも早く2作品の推敲を終えたことになるけど、実は『棺によせて』は100枚にまで膨らませたいと思っているのだ。そして今年は色んな文学賞にも応募しようと考えている。だって色々と軍資金が欲しいんだもん(笑)。こんなこと10年前の僕なら言わなかったんだろうけど、やっぱりお金は必要だからね。何事も足元を固めていかないと。もちろんゴールが金という意味ではないので、その点については過去の自分も裏切っていない(笑)。

本日の一本。冨永昌敬監督 / ローリング
rolling2016.jpg

最高。傑作すぎる。園監督『気球クラブ、その後』や山下監督『どんてん生活』を観たときと同様の衝撃を受けた。もう圧倒的なまでに川瀬陽太の映画だな。あんなにサイテーでサイアクなカス野郎をそれでもキュートに演じられる人って川瀬さんくらいだろう。例えば全編に亘って語られる川瀬さんのナレーションの妙。『紀子の食卓』の圧倒的なナレーション力とは真逆の、しかし同じくらい映画にとってはなくてはならないものになっているのが凄い。日本映画にありがちな距離感の近さと下らなさを徹底しているんだけど、誰にも成し得ないような演出が観る者の感覚を抉ってくる。想像する着地点がすべて微妙にハズされる感じがムズムズしながらも嫉妬を覚えるくらい。延長コード必携の電気ドリルは世界最高の脱力凶器だ。そう言えば先日読んだ津原さんの奇譚集のなかにも「延長コード」という傑作小噺が収録されていた(しかも本作と同じような使い方で)けど、凄い人たちは考えることが似てると言うか、着眼点が同じと言うか。とにかく延長コードは侮れない(笑)。富永監督の独特すぎる旗振りによって、川瀬陽太の魅力がこれでもかと滲み出た忘れ難い作品だな。また今後も見続ける作品が一本増えた。
スポンサーサイト
未分類 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/02/10 22:47
コメント

管理者のみに表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。