スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | --/--/-- --:--

sunny new life



【2月15日】
史苑と巴音が4月から同じ公立の保育園に行くことが内定した。よって妻も同月より職場復帰を果たすことに。これは僕たち夫婦にとっては待ちに待った通知であり、本来ならば万歳三唱で喜びを分かち合うべきことなんだけれど、僕の胸中は得も言われぬ寂寞の念に囚われていた。本当に誰が聞いてもバカバカしいと呆れるに違いないけれど、僕は史苑がお世話になったあすなろ保育所を巣立つことが本気で寂しくて居ても立ってもいられない気分になって、ちょっと泣いた(笑)。この極端とも言える感情の振れ幅と、僕は幼少期から付き合っている。自分で書いていても本当にバカバカしくて呆れるしかないのだが、通知が届いた瞬間は僕の脳裏に絶望の二文字が過ったくらい。アホだと思うなら思ってくれていい。でも僕はそういう人間なので仕方がない。些末なことに異常なまでに一喜一憂してこれまでも生きてきたし、恐らくこれからもそうして生きていくのだ。僕は職場で「おまえは自分が思っているほどできる奴ではない」とか「おまえのその鼻をへし折ってやる」とか言われ続けて来たけれど、僕ほど自分に自信の持てない人間もいないんじゃないかと自分では思っている。だから自身を焚き付けるために恐ろしい程のエネルギーを要するし、その疲労感たるやハンパない。それをわかってほしいなどとは微塵も思わないが、僕にはスキルではなく気持ちしかないというその気持ちは結局、いまの職場ではまったく通用しなかったということ。誰のせいでもなく自分の責任だ。もちろんいまはこどもたちの新たなステップを、心から応援したいと思っている。ありがとう、あすなろ保育所。夕刻、史苑と一緒に原稿を擦りだすための用紙を買いに近所の文具屋へ行った。史苑は「おっとーのお仕事ペーパーさがす」と言って、一生懸命に探してくれた。

【2月16日】
朝から原稿をプリントアウトしようと思っても、プリンターが微動だにしない。もともと不調であることはわかりつつも、この一ヶ月あまりの期間を原稿印刷のために酷使したことにより、完全にダメになってしまったみたいだ。そう、機械も人間もキャパシティを超えて負荷を積むと、いつか必ず機能不全を起こす、もしくはまったく言うことを聞かなくなるものなのだ(笑)。僕は7年間のハードワークに付き合ってくれたプリンターにそっと掌を合わせた。あなたのおかげで『ARIWA』も『Blood on the Mask』も『喫茶ユニヴァース』も制作することができ、しかもそれぞれ100冊くらいは旅立たせることができたのだから、いくら感謝しても足りないくらいだ。しかし、いつだって別れは簡潔だ。世の中は手厳しい。新たな才能を欲し、役に立たなくなったベテランを使い捨てる始末だ。ヨドバシカメラで早速プリンターを購入してきた後は、7年選手は静かに棺に納められた。ありがとう、プリンター。棺によせて。

【2月17日】
僕たち家族四人のパスポートを受け取りに、谷町四丁目にあるパスポートセンターへ。朝からみんなで豊津駅のすぐ近くにあるホリーズカフェでモーニング。史苑はモーニングをとても喜んでいて、道中もずっと「モーニングたのしかったね」と言っていた。巴ちゃんもいつも通り、パクパクなんでも食べる、食べる。そしてパスポートセンターにて無事に四人分のパスポートを受け取り、その足で大阪城公園に散歩に行く。平日の昼間はほぼ海外の旅行客しかいない。韓国の若者はみんなオシャレだなぁ。つーか、みんなBIGBANG&2NE1に見えてくる(笑)。そう言えばサンローランのクリエイティブディレクターであるエディ・スリマンが「私はヨーロッパで評価されなくても構わない。一部のアジアの若者が好んで着てくれればそれで良いんだ」みたいな発言をしていたな。そのエディ・スリマンの引退説もチラホラ。そんなことはどうでも良くって、やはり史苑は大きな空間に解放してあげると、とても喜んでくれる。だだっ広い大阪城公園を元気に駆け回っていた。その後は僕の実家に行って昼食をごちそうになる。史苑も巴音もGeeBaaちゃんが大好きなので、いつだって嬉しそう。史苑は最近になって一層、磨きのかかっているよさこいを披露していた。今日はマリ姉(僕の妹)も仕事が休みだったので、少しだけ会えた。史苑は「今日はヒカル兄ちゃんだけおらんかったなぁ、ひとりでさびしくなかったんかなぁ」とマリ姉の夫くんを思いやっていた(笑)。大丈夫、光くんは真っ当に仕事に行っている。ありがとう、家族。

20160217-2.jpg
ひと苦労して撮影したパスポート写真(笑)。

本日の一枚。やけのはら / SUNNY NEW LIFE
sunnynewlife.jpg

先日の伊丹の祭りで聴いて、あまりに気に入ったので、プリンターを買いに行ったついでに購入。そんな訳で昨日からこればっかり聴いている。リリックも音も素晴らしい。なんでリリース当時にちゃんと聴かなかったんだろうと猛省。でも音楽ってタイミングも重要だからなぁ。とにかくいまの僕にはこれ以上ない作品で、今年のベストと言いたいくらい(笑)。右往左往する感情も、本作を聴いてリラクシン。内容についての詳細は後ほど。
スポンサーサイト
未分類 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2016/02/17 23:10
コメント
No title
>極端とも言える感情の振れ幅と、僕は幼少期から付き合っている

私もそういう傾向にあるので、なんとなく気持ちを感じ取れるのですが、最近こう思うようになりました。この症状そんな珍しくもなければ特別でもないと。ただ、これが全くないに等しい人がいるのも確かですし、そういう人は人付き合いも上手い(ように見える)ので、こちらが無駄に劣等感を感じているだけだと思います。
土井さんはその無駄に豊かな(あえて無駄にと言わせていただきます(笑))感受性を言葉に叩き付けて、土井さんの文章上でしか生まれない意味を作っちゃえばいいじゃないですか。
それに「自信」って、好きな事を続ける事でしか生まれないと思います。個人的には、自信なんかなくても創り続けられる事の方が幸せだと思っています。

そうそう、実は私も色々考え事ばかりしていた頃、プリンタ壊れました(笑)プリンタは「写す」事が仕事。私達の心を写して代わりに壊れてくれたのかも。
No title
ちーずさん

ありがとう、貴女の言う通りやね。しかしほんまこの「無駄に豊かな感情」には、振り回される僕ですわ(笑)。あー、しんどい。でも多分、楽しいときには人の100倍くらい楽しんでいるような気もするよね。不思議なもんやね、人間って。そう考えると自信なんて必要ないのかもね。それにしてもプリンター、写すということを生業にしているだけに、とことんまで深い業を背負い込んでいるよね(笑)。3月、会おうな!

管理者のみに表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。