スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | --/--/-- --:--

Ragtime



【2月29日】
記念すべきグラウンド・ゼロ、本日の17時40分を以って、僕は正式にTBMを退職し、無職の身になる。意外と思えるほどに感傷や感慨の気配はない。口座に振り込まれた退職金と引き換えに、僕は鎖から解き放たれた。さて、先行き不安な我が家は今後どうなってゆくのか。そんなものは自分で解決するしかないのだ。有休消化期間の最終日を僕は「喫茶ユニヴァース」の推敲に費やした。随分と久しぶりに読み返したんだけれど、こいつこそが自分が最も素直に面白いと思える作品なのかも知れない。2年前の文章だけど、読んでいて、さほど違和感を覚えなかった。むしろンデベレが愛おしく思えた(笑)。ちなみに僕はいつか自分の店に「オピカ・ペンデ」と名付けたいという野望を胸に抱いている。こんなところで吐露してしまっては、野望もへったくれもないにだけれど。制作は「ボーン・キャット・ブックス」で、実店舗が「オピカ・ペンデ」だ、うーん、想像しただけでワクワクする。ただし世の中そんなに甘いものでもないので、実現にはまだ時間がかかりそう。でもね、見据える先が明確にあればこそ、いつかは手繰り寄せたいと思うもんなんだ。妻と子が寝静まった後、アルトーの名著『神の裁きと訣別するため』を読了。凄まじい。鮮烈、峻烈、激烈なる咆哮。印刷された文字にさえ、アルトーの漲る鬼気が宿っている。ヒリヒリと、熱く、痛い、極限まで精製された言葉群。その後、青木淳悟さんの『いい子は家で』を何度目かの再読。こちらはほっこり、ひと安心。この時代の青木淳悟さんの作品には、まだ感情の入り込む余地があったんだな(笑)。やはり名作。

【3月1日】
記念すべき無職の立ち上げ初日。史苑を保育所に送り届けた足で、市役所へ。国民健康保険と年金の変更手続きを済ませる。それからライフで買い物した後にいったん我が家に戻って、履歴書と職務経歴書を作成。巴音くんが不器用に乳ボーロを食する前でカリカリ仕上げる。そいつをすぐにとある会社のとある方のもとへと送り届ける。それにしても僕の履歴書って、中身がペラペラやな。これが判断材料になる世の中って心底恐ろしいわ(笑)。こんなに一喜一憂している35年の人生が、箇条書きにすると僅か数行で書き終るで。学歴も職歴も薄いなぁ。自分ではそれなりに濃厚な日々を歩ませてもらっていると思っているんだけどね。ぐだぐだ言ってても始まらないので、とにかく委ねる。と、同時にこれまで使用していた健康保険証をTBMへ返送。そして外出ついでにタワーレコードに立ち寄り、ムーミンのDVDとムーディーマンのミックスCDを購入。ポイントが貯まっていたので賢く買い物できた。そこからニュートーン・レコードに移動してDJ光のミックスCDを購入。気付くと保育所のお迎え時間が迫っているので、ふたたび吹田へと踵を返す。少し早目に着いたので、市役所の地下にある喫茶室でアイスコーヒー飲みながら「ユリイカ」をペラ読み。これも面白い。で、定刻通りにあすなろ保育所へ。行くと史苑はスミレちゃん、カノンちゃんに囲まれて楽しそうに遊んでいた。僕が来てもなかなか帰ろうとしない。おまけにスミレちゃんのママ、カノンちゃんのパパにも自分の持っていたオモチャを配り始める始末。何とか説得して帰り支度をしていると、スミレちゃんが自分の上着を持ってトコトコやってきて「シオンくんと同じ、赤ジャンパー」と嬉しそうに見せてくれた。もちろんもっと嬉しそうだったのは息子の方で「あしたオソロイしてお散歩いこなー」とか何とか言って、とにかく上機嫌。先生は史苑の饒舌っぷりを笑っていたな。ふたりで散歩しながら帰って、帰宅後はムーミンのDVDを鑑賞。僕的にはめちゃくちゃ面白いエピソードだったんだけど、史苑はちょっと怖かったみたい。気分を変えて入手したばかりの光くんミックスで、みんなで踊った。両手には史苑に持たされた鳴子が。史苑は「この曲かっこいいなぁ、はやくなるときかっこいいなぁ」と言いながら激しくダンスしていた。流石は匠のDJ。2歳児の心もがっつりロック!こうして夜は更けていく…。

本日の一枚。DJ HIKARU / Ragtime
hikaru-ragtime.jpg

いつもわかりきったことなんだけど、やっぱり本作も最高に楽しかった。三宅洋平さんのハイサイレコーズからのリリースというのも特筆すべきやんね。なんでこの人はこんなにも楽しく異なるジャンルの音楽を繋げることができるんやろか。光くんの手にかかれば、ベタなオールディーズとか古典ロックさえもテクノやハウスに違和感なくブレンドされる。いやむしろサンタナなんて本当はディープハウスやったんかぁ、と唸らされるほどに絶妙。例によってアカデミックな傾向は皆無で、大衆酒場よりの音を紡ぎ鳴らしている。年代を問わず、がははと笑いながら踊れるミックス。僕はミックスCDを割とこまめにチェックしてきた方だとは思うけど、こういう人ってなかなかいない。縁があるのかどうなのか、現在までにリリースされた光くんのミックスCDはすべて我が家にある。どれも素晴らしく甲乙つけがたい。ゆるいのからアゲアゲのやつまで、ぜんぶ最高。今月のパーティ、行きたいなぁ。
スポンサーサイト
未分類 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2016/03/01 22:52
コメント
No title
2016年3月1日は、ある意味土井さんの誕生日ですね。
でも、Congratulations!ではなく、Ready go!といったところでしょうか。

ニュートーン・レコード、今度行ってみよ☆
No title
ちーずさん

ありがとう^o^まさにそんな感じです。さて、この先はどうなることやら。ニュートンレコードとても良いよ。タワレコとかでは買えない自主制作盤がたくさんあります。webで視聴もできるので、是非!

管理者のみに表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。