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日々彼是日記



【3月3日】
史苑と巴音が春からお世話になる予定の吹一保育園の面談および健康診断に行く。これがもうなんともカオスな2時間半だった。大人もこどもも入り乱れて、何が何だかわからないままに時間だけが過ぎ去って行ったという感じ。ちなみに僕の手許にあった巴音の母子手帳が一時的に神隠しにあうというひと騒動もあり、保育園を後にした瞬間、ドッと疲れが押し寄せてきた。史苑はたくさんのおもちゃと遊具に大興奮で「春から楽しみー」と言っていた。ちなみに健康診断のチン玉チェックの際に笑っていたのはウチの子だけでした(笑)。

【3月4日】
中古自転車屋「すずめ」のママと昼食。いつもながらに抱腹絶倒の人生論と、僕の原稿を読んでくれた感想を拝聴する。色々と書きたいことはあるけれど、それは僕の心にしまっておくとして、ひとこと「あなたはそのまま突き進みなさい」と言われたことは本当に嬉しかったなぁ。その後はBaaちゃんを誘って「つくし」に移動し、カフェを楽しむ。こどもたちのこととかジャコメッティの話題で盛り上がる。それにしても「すずめ」や「つくし」って、牧歌的で良いなぁ。

【3月6日】
自転車で服部緑地へ。史苑も巴音も大喜び。こどもは本当に公園が好きやなぁ。いや、僕も大好きなんで人のことは言えないけれど。やっぱり外で思いっきり遊ぶのは気持ちが良い。この日も午後から天気が崩れるという予報だったけど、午前中は暖かくて最高だった。公園に行くと、いつも史苑の後には見知らぬ女の子が付いてくる。なんと羨ましい(笑)。史苑は恥ずかしるんだけど、いつも家に帰ってから「女の子、ぼくのマネしてたなぁ」とか言って得意気である。久々に乗ったイゾアール号もやっぱり大好き!

【3月8日】
淀川ハローワークへ、失業手当および求職活動の手続きに行く。淡々と事務的にことが進められてゆく。たぶんここでは仕事が見つからないような気がしている。まぁ、わかんないけど。それはさて置き、ハローワークでステキな父子に出会った。年の頃は丁度、僕と親父くらいの感じで、ふたりとも求職活動中のようだった。自宅では顔を合わさずハローワークでばったり出会ったようで、息子さんが「おお、おやじ、もう来てたん?まだ寝てると思うてたわ」と言うとお父さんが「おまえこそ寝てると思うてたわ。ええ仕事あったら俺にも教えてくれよ」と切り返す。そのまま二人してPCで仕事探し。失業中の身であるにもかかわらず、カラッとした振る舞いが清々しくて、僕はひとりで感動していた。まるで青木淳悟さんの小説世界を目の当たりにしているような気分になった。

【3月9日】
矢内原さんの書いた『ジャコメッティ』が面白すぎる。画家と文筆家の一問一答が面白すぎて、やめられない、とまらない。本書には芸術の「希望」が内包されている。こんな素晴らしい本が長らく絶版だったなんて。少部数限定の復刊につき、興味のある方はお早めに。自分は自分で「喫茶ユニヴァース」の推敲。原稿用紙70枚でフィニッシュ。何度も書いて、何度も消してを繰り返して、いまのところ自分の理想とするところに最も近づけたような気がする。できるだけ客観視できるように、しれっと読み返したけれど、なかなか面白かった。ラスト近辺を大幅に加筆修正したんだけど、より一層に不可解な感じになって、自分的には良かった。これで「喫茶ユニヴァース」「棺によせて」「why are you here?」と3作、揃い踏み(合計203枚)。同質のテーマを孕んだ3作を併せて「生誕3部作」としよう。ベケットの『モロイ』『マロウンは死ぬ』『名づけえぬ者』は遥かなる高みとしても、後から振り返っても、この3作はキャリアの分岐点になるような気がしている…。

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本日の一枚。Moodymann / DJ-Kicks
moodymann-kicks.jpg

敬愛するKDJによる驚きのミックスCD。まぁ、なんちゅうか人々が彼に対して抱いている一般的なイメージというか固定観念をスルリと抜け出るような選曲とミックスにまずはビックリするよね。「黒さ」なんて惹句はKDJの幅広い音楽性を勝手に閉じ込める危険な思想に他ならない。本作には「黒さ」どころか白人系アーティストの作品が多数収録されているし、単なるディープハウス集とも異なる。僕は本当に驚いたんだ。ムーディーマンが北欧のニュージャズをターンテーブルに乗せるなんて。おまけに多くの曲でKDJによるエディットが施されているので、全体のトーンはいつもの怪しげな雰囲気が漂っている。いつものムーディーマンを期待したら肩透かしを食うかもしれないけれど、これはこれで素晴らしい作品だと思う。そもそも彼の今のところの最新作である『MOODYMANN』自体が、幅広い音楽性を示唆していたじゃないか。秘密の花園はいまやより広い世界に向けて開かれているのだ。それでは収録曲から一曲、日本人ジャズボーカリスト、ユキミ・ナガノ擁するLittle Dragon の「Come Home」を、どうぞ。
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未分類 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/03/10 15:27
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